デアリングタクト（１着）松山騎手　体が大きくなって成長を感じました。パドックでイレ込んでいましたが、この馬ならこなせると信じていました。ゲートもうるさかったけど上手に出られたし、思った位置で折り合って流れに乗れましたね。最後はいいところを走らせようと考えていましたが、凄い力を発揮してくれました。年長馬が相手になっても負けないようにしたいですね。史上初の無敗の牝馬三冠がかかっていたのでプレッシャーはありましたが、達成できて本当に嬉しいし、この馬に出会えて幸せです。関係者の方々にも感謝しています。

デアリングタクト……１４キロ増でも仕上がりは良かったが、テンションが高かった。発走直前にメンコを外す。アオッて中位のやや後ろ。前半は折り合いをつけてマイペースで追走。向正面半ばを過ぎたあたりから徐々に差を詰めていき、勝負どころで被せられそうになってから追い上げ開始。手前を替えるタイミングが早くて４角では若干外に張っていたが、残り１００メートル手前で抜け出し、そのまま押し切った。史上初、無敗での牝馬三冠を達成。プレッシャーはあっただろうが、松山騎手も落ち着いて正攻法の騎乗ができた。

【制裁】ウインマイティーの和田竜騎手は、３コーナー通過後に外側に斜行、過怠金１０，０００円。（被害馬：１８番・１２番）