牝３歳、鹿毛、栗東・藤岡健厩舎（５月９日撮影） 前回に比べると胸前や腹構えのラインがシャープになり、馬体が研ぎ澄まされてきた。長い距離を使うにあたっては、これは好材料と言えそう。肌艶の良さは相変わらずで、体調も万全。

牝３歳、栗毛、栗東・松永幹厩舎（５月９日撮影） 曇天で前肢が揃った横姿で、前走時ほどの迫力を感じないが、依然スカッと見せて、皮膚の薄い品のある姿を維持。背中～尻～飛節にかけてのラインは父とそっくりでそれが強さの源か。

牝３歳、黒鹿毛、美浦・加藤征厩舎（５月11日撮影） 光線の影響かもしれないが、前走時より厚みを感じさせて少し立派に映るくらい。太いというより実が入ってきた印象で、毛ヅヤなどは申し分ない。デキはグングン上向いているようだ。

牝３歳、鹿毛、栗東・角居厩舎（５月９日撮影） ここに照準を絞っての調整で、久々でも太目感はない。牝馬らしい腹構えではあるが、つくべき箇所に筋肉がついて張りが良く体重の印象よりも大きく見せている。爪が薄く良馬場が理想。

牝３歳、鹿毛、栗東・中内田厩舎（５月９日撮影） ＧⅢを２勝した母に比べるとひと回り小さいが、筋肉の張りが抜群で数字以上に大きく見せる。胸前が分厚く臀部も丸み十分。ただ、手足はスラッと伸びており、2400ｍでも問題なさそう。

牝３歳、鹿毛、栗東・角居厩舎（５月９日撮影） 前走馬体を絞り込んでＶ。その後の回復も非常に早く、キリリと引き締まった腹回りでむしろ長距離向き。表情も実に精悍で、毛ヅヤもピカピカ。後肢は直飛でバネ十分。文句なし。

牝３歳、鹿毛、美浦・牧厩舎（５月９日撮影） 馬体減りが気掛かりだった馬だけに、ここまで体をフックラと見せているのは体調を上げている何よりの証だろう。父に似て胴長の体形で、距離が延びるのは大きなプラスではないか。

牝３歳、鹿毛、美浦・国枝厩舎（５月９日撮影） 桜花賞の時より体の輪郭がハッキリ。久々を叩いた効果は想像以上に見込めそうだ。体つきは父にそっくりだが、バランス抜群の体形。ベストではなくても、距離はこなせるのではないか。

牝３歳、鹿毛、栗東・角居厩舎（５月９日撮影） 前躯は逞しいが胴が長く体重の割にスラッとした全体像。折り合いさえつけば距離は問題ない。使い詰めで再度の遠征となるだけに、腹回りがもう少しフックラしてくれば言うことなし。

牝３歳、黒鹿毛、美浦・尾関厩舎（５月９日撮影） 姉バンゴール同様に小柄で、輪郭は同じルーラーシップ産駒のリリーノーブルに近い印象。うっすらと光沢があって、毛ヅヤは抜群。まだ成長の余地は残すが、現時点での態勢は整った。