牝３歳、栗毛、栗東・坂口則厩舎（８月８日撮影） まだ成長途上の若い牝馬。少し線が細く非力な印象があるが、やや前傾で安定した横姿。球関節が柔らかく繋の角度も理想的でバネを感じる。前走、既に長距離輸送を克服した点も心強い。

牝５歳、黒鹿毛、栗東・大根田厩舎（８月９日撮影） 銭形がうっすらと浮き、暑い時季でもビシビシと調教をやれているあたりからも、よほど体調がいいと見える。毛ヅヤや四肢の立体感も勝った昨年以上と思えるほど。連覇に向け視界良好。

牡６歳、黒鹿毛、栗東・角田厩舎（８月８日撮影） 当欄初登場。発達した胸筋とカモシカを想像させる飛節と長い尾毛。見ての通り筋骨隆々でバランスのとれた好馬体である。最近は普段でもテンションが上がることなく気性面も大人に。

牡６歳、栗毛、栗東・崎山厩舎（８月８日撮影） 腹を大きく見せるのはいつもで太くはない。キ甲から胸前にかけてが実に逞しく、トモが流れていても隆起が分かるほど股の筋肉も発達。肌艶も素晴らしい。文句のつけようがない立ち姿。

牝３歳、黒鹿毛、栗東・森田厩舎（８月８日撮影） スッキリした腹構えでも細くはなく、むしろ張り、毛ヅヤが良化。スラッとした体形だが腰が高く前傾姿勢で、このあたりに短距離馬らしさが出ている。スピードが自慢、高速決着でも。

牝５歳、黒鹿毛、栗東・森田厩舎（８月８日撮影） 前走より若干だが腹回りが締まって見える。今夏３走目だがボリューム感は落ちておらず、表情も涼やか。コーナリングと１ハロン延長が課題になろうが、調子は高いレベルで安定している。

牡３歳、鹿毛、栗東・音無厩舎（８月８日撮影） 前走で458キロだが、筋肉質でドッシリとして数字の印象以上に大きく見せる。前走時と概ね変わりない姿で、この写真からは暑さが応えているような兆候もない。引き続き力を発揮できる。