牡６歳、栗毛、栗東・池添兼厩舎（２月28日撮影） ベテランらしく安定した姿で写り、この中間も大きな変化はない。すべてにおいて標準的な体形で、2000ｍ前後により適性がある。気持ち余裕がある腹回りだが、もう１週で絞れるだろう。

牡５歳、鹿毛、美浦・戸田厩舎（２月28日撮影） 昨夏の写真に比べると体の線がハッキリとして、確実に古馬らしい体つきにはなってきた。まだ少し余裕は残しているが、毛ヅヤはピカピカ。直前にしっかり追えば態勢は整いそうだ。

牡４歳、鹿毛、栗東・佐々木晶厩舎（３月１日撮影） ダート馬が多い父の産駒にしては軽さを感じる馬体。直飛で細めの手先からも明らかに芝向きに映る。有馬記念は不利もあってのものだが、腰が高めだけに、2000ｍへの距離短縮はプラス。

牡８歳、黒鹿毛、栗東・池江寿厩舎（３月１日撮影） 肩はそうでもないが、胸が盛り上がり、上半身が力強い。左後一白で黒光りする皮膚だから、毎回写真映りはいい。尾離れも良くトモにもパワーを感じるし、欧州遠征の疲れは皆無。

牡５歳、鹿毛、栗東・池江寿厩舎（３月１日撮影） ひと追い毎に絞れてきたが、昨年の同時期に比べると、まだ少し厚ぼったさを感じる。１週前追い切りの遅れも、そのあたりが影響したか。ただ、顔つきは精悍。今週の変身ぶりに期待。

牝８歳、鹿毛、栗東・角居厩舎（２月28日撮影） もう４年半も勝ち鞍がないが、昨年から体調は良かった。冬毛が抜けて皮膚に張りが出てきたし、８歳だが、まだ若々しい体つきで、硬さがなく、表情に落ち着きを感じる。ムードは上々。

牡４歳、栗毛、栗東・庄野厩舎（２月28日撮影） 絞りにくい季節にひと息入ったが、皮膚が薄く、張りのある好馬体。写真ではやや頭が高いが、トモに筋肉がつき、キチッと仕上がっている。左回りはスムーズ。いきなり能力全開か。