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パンサラッサがサウジカップ優勝

2023年02月26日 12時11分

現地時間の2月25日(日本時間26日)にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジカップ(G1、ダート1800m、13頭立て)に日本調教馬が6頭が出走。パンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作厩舎、吉田豊騎手)が1着となった。勝ち時計は1分50秒80(良馬場)。2着にカントリーグラマー。他の日本調教馬はカフェファラオ(牡6歳、美浦・堀厩舎、J.モレイラ騎手)が3着、ジオグリフ(牡4歳、美浦・木村厩舎、C.ルメール騎手)が4着、クラウンプライド(牡4歳、栗東・新谷厩舎、D.レーン騎手)が5着、ジュンライトボルト(牡6歳、栗東・友道厩舎、R.ムーア騎手)が7着、ヴァンドギャルド(牡7歳、栗東・藤原英厩舎、M.バルザローナ騎手)が11着となった。

1着 パンサラッサ
矢作師:吉田豊騎手のスタートが素晴らしく、今日は完璧なスタートを切りました。1番枠を引いたとき、パンサラッサにとってはアドバンテージだと思いましたし、実際そのようになりました。こんな結果が出るとは本当に信じられません。スタッフと馬に感謝したいです。

吉田豊騎手:うまくゲートを出ないことがありますが、今日はスタートに集中してうまく出ることができました。後続馬があまり競ってこず、ペースがあまり速くなかったのが勝因だと思います。もちろん直線で後ろから追って来ていることはわかっていましたが、そこから二枚腰を使うことができる馬なので信じて乗りました。今日のことは忘れられない思い出になりましたし、パンサラッサに乗ることができて良かったです。

3着 カフェファラオ
J.モレイラ騎手:馬の間に挟まれて厳しい位置取りになりましたが、その後うまく進路が見つかってゴールまで頑張ってくれました。とても良い走りだったと思います。

4着 ジオグリフ
木村師:日本から応援くださったファンの皆様に関係者を代表して御礼申し上げます。このような違う環境でもひるむことなく、良く走ってくれたと思います。今回の遠征で色々チャレンジして得た知見もあったので、次の遠征の際には活かせるようしたいと思います。また応援お願いします。

C.ルメール騎手:すごく良いスタートで良いポジションを楽に取れました。その後はずっとパンサラッサをマークし、同じタイミングで仕掛けていきました。直線では良く頑張ってくれましたが、ラスト50メートルでちょっと疲れてしまいました。初ダートでしたが良く頑張ってくれて良い結果を出してくれました。

5着 クラウンプライド
新谷師:展開などは理想の形で運ぶことができましたし、馬の状態も悪くはなかったです。それでも結果として逃げ切られたのは、同じ日本人としてただ悔しいの一言です。

D.レーン騎手:よく走ったと思います。ゴールまでバテることなく頑張ってくれましたし、馬場にもフィットしていたと思います。

7着 ジュンライトボルト
R.ムーア騎手:彼は馬場をあまりうまくこなせなかったと思います。少し残念です。

11着 ヴァンドギャルド
藤原英師:日本馬が勝ったのは良かったですが、初めてのダートで砂もかぶってあまり進まずちょっと残念でした。次のドバイで巻き返したいです。

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