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ウオッカが死ぬ

2019年04月03日 14時20分

07年東京優駿(GⅠ)を牝馬として64年ぶりに優勝するなどGⅠを7勝して顕彰馬に選出され、繁殖馬としてアイルランドで繋養されていたウオッカ(牝15歳)が、配合のための滞在先であった英国ニューマーケットにおいて、病気(蹄葉炎)のため、現地時間の4月1日午後に死亡した。

これを受けて4月6日(土)の中山、阪神、福島のメイン競走はサブタイトルに「ウオッカ追悼競走」を付して施行される。また、東京、中山、京都、阪神、福島の各競馬場に献花台と記帳台が設置され、その他の競馬場、全てのウインズ、競馬博物館(東京競馬場内)およGate J.(東京・新橋)でも記帳の受付が実施される。期間は4月6日(土)~4月29日(祝・月)の競馬開催日。

谷水オーナー 大変残念です。ウオッカには感謝の気持ちしかありません。7つのGIを勝ち、その全てが印象に残っていますが、特にあげるのであればやはり牝馬として64年ぶりの制覇となった日本ダービーと、13分の写真判定の結果の勝利となった天皇賞(秋)、同じくハナ差で制したジャパンカップです。繁殖牝馬としても仔出しが良く、今年の1月28日に産まれた父フランケルの牝馬を含め、7頭の仔を産んでくれました。2頭の牝馬はすでに繁殖に上がっており、ウオッカの血を繋いでくれることに期待しています。多くのファンに応援して頂き、ファンレターもたくさん頂きました。今でも当時を思い出し、胸が熱くなります。これまでの応援に心から感謝しています。

角居師 厩舎をメジャーにしてくれた功労者で、私にとっても大切な馬でした。ファンも大変多い馬で本当に残念です。

武豊騎手 僕にとって大変思い出深い馬でした。名馬と呼ぶに相応しい馬だと思います。ファンの多い馬でしたし、本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。

四位騎手 ショックです。僕にとっては子供の頃からの夢であったダービーを取らせてくれたかけがえのない馬です。スーパーホースの背中を知れた事は、それからの競馬人としての指標にもなりました。あんな馬にはもう巡り合えないかもしれません。ただただショックでなりません。ご冥福をお祈りいたします。


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