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三石、平取で「育成管理品評会」開催

2012年06月24日 21時20分

新ひだか町の三石軽種馬生産振興会とJAみついしは6月14日に「第56回軽種馬育成管理品評会(2011年生産馬)」を、平取町の平取町軽種馬生産振興会は19日に「第43回軽種馬1歳育成管理品評会」をそれぞれ開催した。
品評会は立ち姿や歩き方、管理状態、毛艶、発育状態など、日頃の育成管理技術を競うもの。古くからの恒例行事で以前は各地区の振興会単位で行われていたが、生産頭数の減少や人手不足などで休止が相次ぎ、現在では出陳牧場を審査員が巡回する形で三石地区と平取地区の2カ所だけで行われている。
三石地区の品評会では56頭の中から予選を通過した24頭(牡12頭、牝12頭)が出陳。審査の結果、牡の部はサンデーブレーヴの2011(父バゴ、山際牧場出陳)、牝の部はフェアバンクス2011(父ダイワメジャー、乾皆雄氏出陳)が最優秀賞に選ばれた。ほか、牡牝各1頭が優秀賞を、牡牝各2頭が優良賞を受賞し、関係者が表彰された。
また、19日の平取地区では12頭(牡7頭、牝5頭)が出陳。シンメイミヤビの23(牡、父ワイルドラッシュ、二風谷ファーム出陳)が最優秀賞に輝き、金賞、銀賞、努力賞の受賞者とともに賞状と賞品が贈られた。
平取地区の審査員を務めたJRA日高育成牧場の高松勝憲場長は「昨年3年ぶりに再開し、今年も維持できたことは素晴らしいと思います。馬の見せ方、曳き方、運営方法など、全体的に今年のほうが良かったです」と講評。同振興会の稲原敏也会長は「セール上場馬を見ていただく良い機会になりました。小さい団体ですが、これからも品評会を継続していきたい」と関係者の協力と支援に感謝していた。

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