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活躍が目立つ新種牡馬。今年はチチカステナンゴなど31頭

2012年05月31日 13時52分

2010年に国内初年度産駒が誕生した、いわゆる、今年の“新種牡馬”は31頭。そのなかには、アルデバランⅡのように、マル外馬や持込馬の産駒が既にJRAで活躍している種牡馬も含まれている。
新種牡馬の産駒数(2010年血統登録頭数)を見てみると。仏国産のチチカステナンゴ(父Smadoun)がもっとも多く85頭、次いで米国産のアルデバランⅡ(父Mr.Prospector)とディープインパクトの全兄ブラックタイド(父サンデーサイレンス)が78頭で並んでいる。ブラックタイドは、現役時代GⅠを勝つことはできなかったが、華々しい活躍を見せる。“ディープ産駒”のように、重賞ウイナーを輩出することができるかどうか。なお、ディープインパクトの全弟オンファイアも、既に種牡馬として活躍しており、シゲルキョクチョウが小倉2歳S(GⅢ)で2着の成績を残している。
また、JRAのGⅠ勝ち馬では、現役時代GⅠ4勝を挙げたメイショウサムソン(父オペラハウス)、2歳GⅠを制したフサイチリシャール(父クロフネ)などの名前も見られる。なお、近年は新種牡馬の活躍が目立っており、ディープインパクト(10年:41勝)やダイワメジャー(11年:31勝)の産駒が、30勝以上の勝ち星を挙げている。

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