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「千葉サラブレッドセール」開催、売上げレコードを記録

2012年05月20日 22時02分

千葉県両総馬匹農業協同組合が主催する「千葉サラブレッドセール/2歳トレーニングセール」が5月14日、千葉県の船橋競馬場で開催された。セリでは56頭が上場され、47頭が売却。売却総額は前年比33.7ポイントアップの5億8947万円、売却率は同8.93ポイントアップの83.93%、平均価格は同29万1914円アップの1254万1914円とすべて前年を上回った。また、売却総額5億8947万円は2010年の5億2668万円を上回る過去最高の数字。売却率83.93%は09年に次ぐ好記録となった。(すべて2歳セールとの比較)
最高価格となったのは、公開調教においてラスト2ハロンを13秒6~11秒2で駆け抜けたヘヴンリーソングの10(牡、父アグネスタキオン、販売申込者/千歳市・社台ファーム)。活発な競り合いの末、大阪府の谷掛龍夫氏が4200万円で購買した。同馬は09年に早世したアグネスタキオンのラストクロップとなる。
2番目の高額は、ダイワメジャー産駒のロリポップガールの10(牡)で3990万円。牝馬の最高価格はプリティベティの10(父ゴールドアリュール)で3045万円だった。
トップバイヤーは5頭を総額6678万円で購買した川上雪恵氏。トップセラーとなった社台ファームは、上場馬31頭を完売し、売却総額の75%を占める4億4467万5000円を売り上げた。
同組合の吉田照哉代表理事は「とても競り合いが多かった。出走率が高くリスクが少ないという、このセールに対する信用が馬主に浸透してきたのでは」と笑顔で振り返っていた。

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