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中央 アラカルト

オークスアラカルト

2012年05月20日 18時26分

1着ジェンティルドンナ 川田騎手
2着ヴィルシーナ 内田博騎手
3着アイスフォーリス 松岡騎手
①ジェンティルドンナ
牝馬クラシック第2弾「オークス」は、桜花賞を優勝したジェンティルドンナが2冠を達成し“樫の女王”に輝いた。JRA重賞勝利はシンザン記念、桜花賞に続く3勝目で、通算成績は6戦4勝。馬名意味は、貴婦人(伊)。
【桜花賞&オークスの2冠馬】
桜花賞とオークスの両レースを勝利して2冠馬となったのは13頭目。そのうち1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、2010年アパパネは秋の秋華賞(メジロラモーヌはエリザベス女王杯)も制して牝馬3冠を達成している。
【1600mまでしか距離経験のない馬】
ジェンティルドンナはデビュー以来1600m戦のみに出走。過去10年において1600mより長い距離の出走経験がない馬がオークスを制したのは、2003年スティルインラブと2004年ダイワエルシエーロのみ。
【関西馬】
昨年のエリンコートに続く関西馬の勝利となり、通算では関西馬の33勝41敗。
【5馬身差】
オークスを5馬身以上の差で勝利したのは1980年ケイキロク以来で32年ぶり。
②川田将雅騎手
オークスは初勝利。JRA重賞はアンタレスS(ゴルトブリッツ)に続く本年2勝目で通算23勝目。JRA・GⅠレースは2008年皐月賞(キャプテントゥーレ)、2010年菊花賞(ビッグウィーク)に続く3勝目。なお、桜花賞とオークスの両レースを制した馬に騎乗した騎手が桜花賞とオークスで異なったケースは、1952年スウヰイスー(桜・保田隆芳→オークス・八木沢勝美)に続き2例目。
③石坂正師
オークスは初勝利。JRA重賞は昨日の東海S(ソリタリーキング)に続き本年5勝目で通算31勝目。JRA・GⅠレースは8勝目。
④ディープインパクト産駒
オークス勝利は初めて。JRA重賞は京都新聞杯(トーセンホマレボシ)以来で本年9勝目。通算18勝目。JRA・GⅠレースは桜花賞(ジェンティルドンナ)に続き通算5勝目。これまでの4勝はすべて1600m戦だったが、今回は2400m戦での勝利となった。
また、今回の1着馬と2着馬は同じディープインパクト産駒で、同一種牡馬産駒のオークス1・2着は、2003年サンデーサイレンス産駒のスティルインラブ(1着)・チューニー(2着)以来9年ぶり、5回目となった。本年の桜花賞でもディープインパクト産駒は1着(ジェンティルドンナ)・2着(ヴィルシーナ)を独占しており、“同一種牡馬産駒の同一年桜花賞&オークス1・2着独占”は史上初。

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