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装蹄センター受講生が馬産地で研修

2010年07月29日 17時27分

栃木県にある日本装蹄師会装蹄教育センターの平成22年度受講生が7月20日から北海道研修を行い、日高や胆振の育成施設や種馬場などを視察した。
同センターは、競走馬のフットケアに従事する装蹄師を養成する国内唯一の教育機関。期間は1年で、認定試験に合格すれば装蹄師の免許を取得できる。今年4月に入講した受講生は8名。装蹄実習のほか、馬学、獣医学などを学んでいる。
今回の北海道研修ではJBBA日本軽種馬協会静内種馬場、JRA日高育成牧場、社台スタリオンステーションなどで施設や種牡馬を見学。馬産地の現場を目の当たりにした。
また、日高では実際に繁殖牝馬の装蹄を経験。「馬が楽な位置で脚を持ちなさい」「やすりの感触を肌で覚えなさい」などといった開業装蹄師の指導を受けながら蹄を削った。
受講生の一人は「センターにいる研修馬とは違うので緊張した」と汗びっしょり。それでも自分に足りないものを掴んだようで、充実した表情を浮かべていた。
なお、同センターの「平成23年度装蹄師認定講習会受講生」は11月15日から願書受付を開始。募集人員は16名以内で、応募資格は平成23年4月1日現在で満18歳以上となっている。募集要項・詳細は日本装蹄師会のホームページ(http://www.farriers.or.jp/)まで。

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