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ジョージワシントン唯一の産駒、初戦V

2010年07月18日 14時05分

2006年の英2000ギニー馬ジョージワシントンが残した唯一の産駒デートウィズデスティニー(牝2歳、英R.ハノン厩舎)が7/9、英ニューベリ競馬場で行われた芝7ハロンのメイドン競走でデビュー勝ちを果たした。デートウィズデスティニーは仏G3ペネロープ賞の勝ち馬オンブルリジェールIREの半妹。昨年のタタソールズ社オクトーバーイヤリングセールで、現馬主のジュリー・ウッド氏により32万ギニー(当時約4800万円)で落札されていた。手応えを掴んだ陣営は年内にもう1戦使う予定でおり、8/7のG2スイートソレラS(ニューマーケット、芝7ハロン)や8/28のG3プレスティージS(グッドウッド、芝7ハロン)がその候補に挙げられている。
※ジョージワシントン(2003年生まれ、父デインヒルUSA)…2005年欧州最優秀2歳牡馬、2006年欧州最優秀3歳牡馬。英愛仏米で通算14戦6勝。G1・3勝のグランデラIREを半弟に持つ良血馬として愛エイダン・オブライエン厩舎から2005年5月にデビュー。デビュー戦は3着に敗れたものの、その後はG1愛フィーニクスS、G1ナショナルSを含む4連勝で2歳シーズンを終了。3歳時にもG1英2000ギニー、G1クイーンエリザベス2世Sと2つのG1を制した。4歳春に大きな期待を背負って、愛クールモアスタッドで種牡馬入り。しかし、受胎能力に問題が判明したため現役に復帰。50頭ほどの繁殖牝馬と交配されたが、結局、生まれたのはデートウィズデスティニーの1頭だけだった。現役復帰後は本来の走りを見せられずじまい。復帰後4戦目となったG1BCクラシックで重度の骨折を負い、非業の死を遂げていた。

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