08、09年の覇者カノヤザクラ(牝6歳、栗東・橋口厩舎)が18日のアイビスSD(G3)で牝馬初となるJRA同一平地重賞3連覇に挑む。アイビスSDは、サマースプリントシリーズの第2戦にあたるが、カノヤザクラは同シリーズで7戦3勝、2着1回(勝率.429、連対率.571)の成績を残しており、2年連続でシリーズ王者に輝いている。なお、障害重賞では、牝馬のコウエイトライが阪神ジャンプS(J・G3)で3連覇を達成。ちなみに、これまで同一平地重賞3連覇に挑んだ牝馬は5頭。勝ち星こそないものの、すべて5着以内に入っており、エイティトウショウ(84年中山記念)は半馬身差、シーイズトウショウ(06年函館スプリントS)は2馬身半差の2着。