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米G2勝ち馬バトルプランを導入―(株)ジェイエス

2010年07月08日 15時23分

新ひだか町の競馬専門商社(株)ジェイエスはこのほど、米G2勝ち馬バトルプラン(牡5歳、父エンパイアメイカー)を購買し、来春から種牡馬として導入することを発表した。
同馬は米国の名門、オーヴァーブルックファームの生産馬。2008年11月にデビューし、今年3月のG2ニューオーリンズHで重賞初制覇を果たした。1番人気に推された6月12日のG1スティーヴンフォスターHは2着に惜敗。レース後に右前繋靭帯断裂が判明したため、わずか6戦4勝で引退を余儀なくされた。
父エンパイアメイカーは米G1・3勝を挙げた人気種牡馬で、母フランダースは米2歳牝馬チャンピオン。半姉に米3歳牝馬チャンピオンのサーフサイドがいる。今回、同ファームの閉鎖もあり、門外不出といわれたファミリーライン出身の同馬の導入に成功した。重賞はG2・1勝だけだが、レースで見せた高いパフォーマンスと血統背景に注目が集まっている。
繋養先は新ひだか町のアロースタッド。関係者は「無事ならばBCクラシックでの勝利まで見込まれた逸材。母系も素晴らしいので楽しみ」と期待している。シンジケート総額は2億7500万円(1株550万円×50口)。詳細は(株)ジェイエス(℡.0146-42-2544)まで。

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