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「八戸市場」開催、20頭を売却

2010年07月08日 15時23分

青森県の八戸家畜市場で7月6日、ABBA青森県軽種馬生産農協が主催するセリ市、「八戸“満”市場/サラブレッド1歳」が開催された。東北産馬を中心に75頭(牡34頭、牝41頭)が上場されたセリで20頭(牡8頭、牝12頭)を売却。売却総額は前年比1732.5万円減の4987万5000円、売却率は同20ポイント減の26.67%と大きく落ち込んだものの、平均価格は同9万円余りアップの249万3750円とわずかに上回った。
最高価格馬となったのは、近親にサンデーサイレンスがいるセイカシリアスの2009(牝、父ワイルドラッシュ、販売申込者/新ひだか町・(株)タイヘイ牧場)で693万円。日高町の(有)ディアレストクラブが競り落とした。続いて、半兄にブルーイレヴンがいるヘイアンリリー2009(牡、父マイネルラヴ、販売申込者/青森県・石田英機氏)が682万5000円。新冠町の(有)ビッグレッドファームが購買した。
また、団体購買ではJRAが牡2頭、牝2頭の計4頭を総額1113万円で購買。全体の売り上げの2割を占め、セールを下支えした。
主催者を代表して山内正孝ABBA組合長は「近年、八戸市場の出身馬は中央、地方を問わず活躍しているのですが、それが価格や売却率に反映されずに残念な気持ち。市場運営など反省すべきところは反省し、良い方向へ改善していきたい」と渋い表情を浮かべていた。

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