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「牧場で働こうフェア」牧場向け説明会を実施

2010年07月01日 14時29分

慢性的な人手不足に悩む軽種馬産業への就業促進を図る牧場就業促進事務局は6月17日、JBBA日本軽種馬協会静内種馬場研修所会議室において、7月28日に東京競馬場で開催する「牧場で働こうフェア」に向けての説明会を行った。
同事務局はJBBA、TTDA競走馬育成協会、JRHA日本競走馬協会、BTC軽種馬育成調教センターおよびJRA日本中央競馬会の5団体で構成。生産・育成牧場就業応援サイト「BOKUJOB」(http://bokujob.com/)などを通し、業界を挙げての人材確保に尽力している。
社台ファーム、ノーザンファーム、下河辺牧場、ビッグレッドファームなどの大手牧場が出席した説明会では、ウェブサイト「BOKUJOB」、「牧場で働こうフェア」の概要を紹介。さらに社会労務士や高校の進路指導部長といった講師を招いて、若手就業者の動向、労務管理の基礎についての講演が行われた。
参加した牧場主は「雇用するに当たっての給与や待遇面の整備の必要性を感じた。やりがいだけでは魅力を感じないのでは」と神妙な面持ち。人材確保に本腰を入れて取り組む姿勢をみせていた。
初めての試みとなる「牧場で働こうフェア」では、牧場主や現場マネージャーによる講演、各牧場ブースでの説明、厩舎見学や乗馬体験等も実施予定。就職活動者に馬産地への就職をアピールする。

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