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菊花賞馬マチカネフクキタルが種牡馬を引退

2010年06月24日 16時36分

1997年の菊花賞馬で、新ひだか町のレックススタッドに繋養されていたマチカネフクキタル(牡16歳、父クリスタルグリッターズ)が、今シーズン途中で種牡馬を引退していたことが分かった。今後はBTC軽種馬育成調教センターが実施している「引退名馬けい養展示事業」の助成を受け、功労馬として山梨県の小須田牧場で余生を送るという。
マチカネフクキタルはメジロブライト、サイレンススズカらと同期。96年11月にデビューし、3戦目で初勝利を挙げた。ダービーは7着に敗れたが、夏の福島のさくらんぼSに勝って本格化。続くG2神戸新聞杯で重賞初制覇を果たすと、G2京都新聞杯、G1菊花賞と4連勝で菊の大輪を咲かせた。
通算22戦6勝の成績を残し、01年に同スタッドで種牡馬入り。産駒は少ないながらもJG1中山グランドジャンプ2着のリワードプレザンなどを送り出した。
今年の種付頭数は0頭。同スタッドでは「縁起の良い名前で、毎年訪ねてくる熱心なファンもいました。産駒には恵まれませんでしたが、これからはゆっくりと過ごしてほしいですね」と話していた。

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