日高町のダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスに繋養されているストーミングホーム(牡12歳、父マキアヴェリアン)の産駒ジャッカルベリー(牡4歳)が、6月13日に伊・サンシーロ競馬場で行われたG1ミラノ大賞典に優勝し、父ストーミングホームに初のG1勝ちをプレゼントした。
ストーミングホームは1998年生まれの英国産馬。現役時代はG1チャンピオンS、G1チャールズウィッティンガム記念H、G1クレメントL.ハーシュ記念ターフチャンピオンシップ、G2キングエドワード七世Sなど英仏日米24戦8勝の成績を収めた。
現役引退後の2004年に英国で種牡馬入り。産駒数は多いとはいえないが、ジャッカルベリーのほか、フライングクラウドなどのステークスウイナーを送り、勝ち上がり率の高い種牡馬として注目されている。
日本では08年シーズンから供用開始。名種牡馬マキアヴェリアンの貴重な後継として人気を集めている。本邦初年度産駒は現1歳。垢抜けした産駒が多く、馬産地での評価は高い。海外からの吉報に同SCスタリオンオペレーションディレクターのシェーン・ホーラン氏は「大変嬉しく、結果を出したことで勇気づけられました。サポートしてくださった関係者に感謝します」と声を弾ませていた。