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ダノンシャンティの骨折についての松田国師のコメント

2010年05月29日 13時34分

右第3中足骨近位骨折のため、30日(日)の日本ダービーへの出走を取り消したダノンシャンティについて、同馬を管理する松田国英調教師のコメントは以下の通り。
松田国師:競馬関係者が目標としているレースで出馬投票後の取消となり、このような事態になったことを心苦しく思っております。
水曜日は安藤勝騎手が追い切りに騎乗して無事調教を終えることができました。その後は背腰のケアを行ってきました。金曜日の夕方5時ごろに患部に腫れがあるのを発見し、歩様の確認をしたところ跛行が確認されました。その後、競走馬診療所での検査の結果、骨折(約1センチ)が確認されました。ギブス、ボルトや痛み止めの処置はしてない軽微なものです。診断までに約1時間かかり、その後、出走取消等についてのオーナーへの連絡や説明等に時間がかかりました。
骨折の原因としては、追い切りで発症したと思われますが、今回の部位はオーバーワークで故障する場所ではないので、詳細はわかりません。金曜日の夕方、競走馬診療所で背腰にレーザーを当てて厩舎に戻るまで、兆候はありませんでした。復帰については、程度は軽いものですが、現時点ではわかりません。10日後に再度レントゲンを撮ることになっています。競走能力に影響を与える場所ではないので、馬が良くなるのを待ちたいです。オーナー・牧場関係者に対して申し訳なく思っており、真摯に受け止めています。競走前に判明し、レース中で騎手や他馬、ひいてはファンの皆様にご迷惑をかけなくて済んだことについては、安堵しているところもあります。

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