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HBAトレーニングセール出身馬が天皇賞制覇

2010年05月06日 16時26分

5月2日に京都競馬場で行われたG1天皇賞・春において、HBA日高軽種馬農協主催のトレーニングセール出身馬のジャガーメイル(牡6歳、父ジャングルポケット、美浦・堀宣行厩舎)が優勝した。同セール出身馬が天皇賞を制覇したのは2003年のヒシミラクル以来。トレーニングセール出身馬によるG1(LG1)制覇は、ヤマカツスズラン、エルドラド(いずれもひだかトレーニングセール)に次いで4頭目の快挙となった。
ジャガーメイルは2006年HBAトレーニングセール出身馬。新冠町の(有)大作ステーブルから上場されると、4番目の高額となる1575万円で安平町のノーザンファームに購買された。07年9月にデビュー勝ち。これまで重賞2着は3回あったが、初めての重賞制覇がG1のビッグタイトルになった。
同馬を上場した(有)大作ステーブルはトレーニングセールの常連で、エルドラドも手掛けた。同ステーブルの村田大作代表は「馬主、厩舎関係者がこの馬の能力を引き出してくれたのでしょう」。今年もトレーニングセールへの上場馬が多数いることから、「今後の励みになりますね」と笑顔を見せていた。
なお、ジャガーメイルを送り出したHBAトレーニングセールは、5月25日にJRA札幌競馬場で開催。市場関係者は「セール前に取引馬が活躍してくれるのは何よりの宣伝になります。今年もジャガーメイルのような逸材がいると思いますので、会場へ足を運んでください」と声を弾ませている。

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