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「BTC育成調教技術者研修」開講式、28期生21名が入講

2010年04月15日 15時44分

浦河町のBTC軽種馬育成調教センターで4月13日、「育成調教技術者養成研修」の第28期生開講式が開かれ、意欲旺盛な21名がホースマンとしての船出の日を迎えた。
同研修は、世界に通用する強い馬づくりに欠かせない育成調教技術者を養成するため1992年に開講。これまでに337名の人材を軽種馬育成業界へ送っており、そのOBはサークル内外から高い評価を得ている。
今年入講した28期生は、道内はもとより、関東、関西、東北など全国から集まった15歳から28歳までの21名(男性17名、女性4名)。45名の応募の中から書類選考や面接、適性検査などを経て選ばれた。将来は牧場のマネジメントに携わりたいという妻帯者や牧場勤務経験がある者、「夢は牧場経営」「JRAの調教師になる」など21名の経歴、抱負は様々。共通の目標はこの研修を通し、一流のホースマンになることだ。
開講式には研修生の家族や来賓、教官らが出席。伊藤克己BTC理事長が「初心を忘れず、一人も欠けることなく1年の研修を修了してほしい」とメッセージを送ったほか、日高振興局の佐野美夫産業振興部長、池田拓浦河町長といった来賓が「夢の実現のため、仲間と一緒に頑張ってください」と激励した。
研修は5名の教官のもと、馬の手入れや厩舎作業、騎乗訓練といった実技や馬学など、多岐にわたるカリキュラムを通し、軽種馬の生産・育成に関する知識と技術を学んでいく。

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