ニュース

中央 アラカルト

桜花賞アラカルト

2010年04月11日 18時34分

1着アパパネ 蛯名騎手
2着オウケンサクラ 安藤勝騎手
3着エーシンリターンズ 福永騎手
①アパパネ
昨年の最優秀2歳牝馬のアパパネが、桜花賞レコードで牝馬クラシックレース1冠目の桜花賞に勝利。通算成績は6戦4勝で、4勝すべてが芝1600m。重賞勝利は09年阪神JF以来の2勝目。なお、最優秀2歳牝馬が同レースを制するのは、09年ブエナビスタ以来2年連続9頭目。馬名意味は「ハワイに生息する赤い鳥の名前」。
【チューリップ賞2着→桜花賞1着】
チューリップ賞2着馬が桜花賞を勝利するのは、94年オグリローマン、03年スティルインラブ、07年ダイワスカーレットに続き4頭目。スティルインラブ、ダイワスカーレットはその後のG1レースでも勝利している。
【単勝1番人気】
単勝1番人気馬の勝利は09年ブエナビスタに続き2年連続。1番人気馬の成績は、単勝を発売した69回で24勝2着15回(44年第6回は能力検定競走として実施したため投票券の発売はなかった)。本年を含む過去10年では、4勝2着3回3着2回と3着以内に入れなかったのは、08年トールポピー1頭。
【福島デビュー馬】
福島競馬場デビュー馬が、同レースを勝利するのは74年タカエノカオリ以来36年ぶり4頭目。
【金子真人HD(株)所有馬のクラシック勝利】
金子真人ホールディングス(株)のクラシックレースは05年の菊花賞をディープインパクトで勝利して以来となる通算5勝目。牝馬クラシックは今回が初勝利。クラシックで勝利していないのはオークスのみとなった。なお、G1は通算で17勝目。
また、アパパネの父のキングカメハメハ、母のソルティビッド共に金子真人氏の所有馬(「金子真人」氏名義も含む)。
【関東馬】
関東馬7頭、関西馬11頭が出走。06年のキストゥヘヴン以来4年ぶりに関東馬が勝利した。同レース通算では、関西馬44勝、関東馬26勝、地方馬0勝。
なお、関東馬・関東所属騎手の桜花賞制覇は85年のエルプス(木藤隆行騎手)以来25年ぶり。
【桜花賞レコード】
1分33秒3は05年のラインクラフトが持っていた1分33秒5の桜花賞レコードを0秒2更新するタイム。
②蛯名騎手
同レースは9回目の挑戦で初勝利。これまでは、04年アズマサンダース、08年エフティマイアの2着が最高着順だった。
クラシックレース勝利は、99年のオークスをウメノファイバーで、01年の菊花賞をマンハッタンカフェで勝利したのに続く3勝目。G1勝利は、09年の阪神JFをアパパネで勝利して以来となる通算15勝目。重賞レースは、本年のクイーンCをアプリコットフィズで勝利したのに続き、本年3勝目で、通算89勝目。なお、関東所属騎手の桜花賞制覇は、85年の木藤隆行騎手以来25年ぶり。
③国枝師
クラシックレースは初勝利で、同レースは4回目の挑戦。これまでは、09年ダノンベルベールの8着が最高着順だった。G1勝利は、09年阪神JFアパパネ以来となる通算7勝目。重賞は、本年の日経賞をマイネルキッツで勝利したのに続き本年2勝目で、通算24勝目。
④キングカメハメハ産駒
キングカメハメハ産駒4頭が出走。アパパネ1着、エーシンリターンズ3着、ショウリュウムーン4着、レディアルバローザ11着の成績。クラシックレース初勝利でG1レースは09年の朝日杯FSをローズキングダムで勝利して以来の3勝目。重賞は、本年のチューリップ賞をショウリュウムーンで勝利したのに続き本年3勝目で、通算7勝目。
また、ダービー馬の父からの桜花賞馬誕生は09年ブエナビスタ(父スペシャルウィーク)に続き6組目。
*GにはJpnを含む。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ