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JBBA那須種馬場が閉場、半世紀の歴史に幕

2010年04月01日 15時50分

50年近い歴史を持つ、栃木県のJBBA日本軽種馬協会那須種馬場が3月31日をもって閉場された。
同種馬場は1963年、同県の西那須野町(現・那須塩原市)に開場。過去にはストロングエイト(有馬記念)の父アイアンリージ、メジロムサシ(天皇賞・春)、コンチネンタル(目黒記念)、ナスノヒエン(中山大障害)、ナスノセイラン(中山大障害2回)の父ワラビーなどを繋養し、北関東の馬産の拠点として中心的役割を果たしてきた。
しかし、地域の生産頭数、軽種馬生産牧場の減少により需要が縮小したため、1992年からは功労馬の休養施設に変更。さらに97年には区画整理により現在の井口地区へ移転し、カツラノハイセイコ、ルション、ロイヤルスキーといった功労馬が余生を送っていた。
同種馬場の閉場に伴い、繋養されていたドクタースパート、フラッシュオブスティール、ファストトパーズの3頭は、2月に新ひだか町のJBBA静内種馬場へすでに移動。北の地で余生を送ることになった。なお、約3ヘクタールの敷地に6馬房の厩舎を備える種馬場用地及び施設は売却する方針という。

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