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ジャイアントレッカーの初仔が誕生

2010年03月18日 16時11分

昨シーズンから浦河町のイーストスタッドで種牡馬生活を送っているジャイアントレッカー(牡8歳、父ジャイアンツコーズウェイ)の初年度産駒の一頭が2月22日、新ひだか町の岡田牧場で産声を上げた。
生まれたのは、ジャイアントレッカーの仔を最初に宿した繁殖牝馬アマランス(牝9歳、父サンデーサイレンス)を母に持つ栗毛の牝馬。予定日から約1カ月も遅れ、関係者をヤキモキさせての出産となったが、母仔ともに元気に過ごしている。
同牧場の岡田隆寛代表は「遠くからでも分かるほど垢抜けした馬体をしていますね。待っていた甲斐がありました」とニッコリ。自身が中心となって導入した種牡馬の産駒だけあって、期待以上の出来映えに目を細めていた。
ジャイアントレッカーは、G1・6勝を挙げ全欧年度代表馬に輝いたジャイアンツコーズウェイの本邦初後継種牡馬。現役時はG3カナディアンターフHを制したほか、モンマスパーク芝8.5ハロンのコースレコードを記録するなど、米28戦6勝の成績を残した。
初供用の昨年は59頭に種付け。次世代を担うホープとして産地の評価は高い。今春の種付料は80万円(受胎条件)、もしくは100万円(出生条件)。続々と誕生している初年度産駒の評判が良いことから、昨春を上回るペースで忙しいシーズンを送っているという。

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