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「HRA臨時総会」開催、収支均衡へ経費削減

2010年03月18日 16時11分

ホッカイドウ競馬を運営するHRA北海道軽種馬振興公社の臨時総会が3月15日、日高町の門別とねっこ館会議室で開催された。総会には橋本博行北海道農政部競馬事業室長や日高管内各町長、会員など約40名が出席。2010年度の事業計画、収支予算案などを承認した。
10年度は「北海道競馬改革ビジョン」の最終年。収支均衡を実現させるため、馬産地の馬資源を活用した魅力あるレースの提供、レース情報の充実による広域場間場外発売やインターネット発売の拡大、新規場外発売所の開設を進めるとともに、徹底した経費削減に取り組むこととした。
発売計画額は119億5000万円で、総事業費は19億8900万円。報償費は出走頭数確保のため、2歳馬の出走手当を増額した。事業の根幹部分である競馬番組については、全国最多180のJRA認定競走を実施。JBCジャパンブリーダーズカップ協会の協力によるスタリオンシリーズ競走は総額1億3000万円相当の70競走実施される。ファンサービスとしては、とねっこ広場にグリルハウスを設置するなど、快適に競馬観戦できる環境を整備。さらに道内外のファンへの情報提供にも力を入れる。また、門別競馬場に入厩したにもかかわらず、未出走で退厩した場合(ケガなどを除く)に賦課金を徴収するペナルティを設けることにした。
井村勝昭HRA専務は「本年は目標達成に向け、職員一丸となって頑張る所存です」と挨拶。出席者からは「収支均衡の目標を達成した場合には、将来への投資ができるような長期的な指針を示してほしい」といった要望が出された。

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