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マンハッタンカフェ産駒が快挙、海外G2を制覇

2010年03月11日 15時40分

マンハッタンカフェ産駒のレッドディザイア(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)が3月4日、UAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたG2マクトゥームチャレンジラウンド3(オールウェザー2000m)に優勝する快挙を成し遂げた。
日本産馬がドバイの重賞を制したのは、2001年のステイゴールド(G2ドバイシーマクラシック)、06年のユートピア(G2ゴドルフィンマイル)、06年のハーツクライ(G1ドバイシーマクラシック)、07年のアドマイヤムーン(G1ドバイデューティフリー)に続き史上5頭目。オールウェザーコースでの勝利は初めてのこととなった。
レッドディザイアの父マンハッタンカフェ(牡12歳、父サンデーサイレンス)は01年の菊花賞馬。G1有馬記念、G1天皇賞・春も制したほか、サンデーサイレンス産駒として初めて仏G1凱旋門賞に挑戦した。
初産駒デビューから4シーズン目の昨年に産駒が大ブレイク。ジョーカプチーノがG1NHKマイルCを、レッドディザイアがG1秋華賞を制するなど活躍し、初のチャンピオンサイアーに輝いた。今年もレッドディザイアが海外重賞を制したほか、ガルボがG3シンザン記念に、ハンソデバンドがG3共同通信杯に優勝。その勢いは止まるところを知らない。
産駒の活躍により種付料も昨年の250万円から600万円へと大幅アップされたが、早々と満口になる人気ぶり。2月中旬から本格的にスタートした種付業務で忙しい日々を送っている。管理する社台スタリオンステーションでは「オールウェザーは日本の馬に合うと言われていたので、早くもそれを証明した形となりました。次の本番(G1ドバイワールドC)も頑張ってほしいですね」と、父が叶わなかった海外重賞制覇を軽々と成し遂げた孝行娘を讃えていた。

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