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G1馬パーソナルラッシュの初仔が誕生

2010年03月04日 15時17分

2004年のG1ダービーグランプリなどを制したパーソナルラッシュ(牡9歳、父ワイルドラッシュ)の初仔が2月6日、日高町の庄野牧場で誕生した。
周囲の注目を浴びて産声を上げたのは、グラールホーリー(牝13歳、父アフリート)を母に持つ鹿毛の牝馬。快速王カルストンライトオなどが近親にいる、牧場期待の一頭だ。
産駒を取り上げた同牧場の庄野宏志氏は「牝馬ながら大柄で骨が太く、しっかりしていますね」と納得顔。父が南関東在籍時に管理した高橋三郎調教師も生まれてすぐ視察に訪れ、「父に似ている。縁があれば何頭でも手掛けてみたい」と満足そうに帰っていったという。
パーソナルラッシュは03年の米・バレッツ2歳トレーニングセールにおいて24万ドルで落札された、01年生まれの米国産馬。現役時は、9馬身差で圧勝したG1ダービーグランプリのほか、G2ダイオライト記念、G3エルムS(2回)と4重賞を制覇したほか、米国へ遠征してG1BCクラシックで6着に入るなど、通算27戦7勝(うち地方13戦2勝、海外1戦)の成績を収めた。
現役引退後の昨シーズンから新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬入り。成功種牡馬ワイルドラッシュの後継として人気が高く、初年度は38頭の繁殖牝馬を集めた。

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