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浦河地区で種牡馬展示会を合同開催、イーストS、日高SS

2010年02月25日 16時08分

浦河町の有名種馬場、イーストスタッドと日高スタリオンステーションは2月22日、イーストスタッドで種牡馬合同展示会を開催した。合同で行われるのは昨年に続き3回目。曇り空の下、200名を超える軽種馬関係者が足を運び、浦河地区繋養種牡馬の姿に目を光らせた。
イーストスタッドの新種牡馬は、日本初供用となるサンデーサイレンスの豪州産馬ヴリル。20日に入厩したばかりだが元気なフットワークを披露した。JRA平地6勝と馬場適性は実証済み。異色の“SS後継”として注目を集めた。
さらに日高町のブリーダーズスタリオンステーションから新天地の同スタッドに移動してきたスリリングサンデーとブラックタキシードも、地元生産者の前に初登場。いずれもサンデーサイレンスの良血産駒らしい堂々たる雄姿で、来場者の視線を釘付けにした。
ほか、供用2年目のジャイアントレッカーとネイティヴハート、豪州でも人気が高いスタチューオブリバティらを展示。大トリは産駒成績が堅調なタイキシャトルが務めた。
同スタッドの谷川利昭代表は「リーズナブルな種牡馬を揃えました。時代のニーズにマッチしていると思います」と挨拶。来場者に配合の検討を熱心に呼び掛けていた。
また、日高SSからは繋養種牡馬15頭の中から3頭の種牡馬を展示。不慣れな地にもかかわらず、終始落ち着いた立ち居振る舞いで、ギャラリーのため息を誘った。
2年ぶりに同SS復帰を果たしたのがノボジャック。数少ない産駒がJRAで勝ち星を挙げていることから再入厩となった。続いて供用3年目を迎えるフォーティナイナーズサン、産駒グロリアスノアがG3根岸Sを制し、評価が急上昇しているプリサイスエンドをお披露目。今の充実ぶりを窺わせる動きを見せた。

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