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ブリーダーズSS展示会、“SS後継”2頭を初披露

2010年02月18日 19時39分

日高町のブリーダーズスタリオンステーションで2月18日、「種牡馬総合展示会」が開催され、新種牡馬のスウィフトカレント、ハイアーゲームなど繋養馬17頭が、集まった約300名の軽種馬関係者に披露された。
同SSは昨シーズン、日高地区トップとなる1228頭の種付頭数を記録。4年連続で1000頭の大台を突破する人気を誇っている。開業22年目を迎える今シーズンは、大種牡馬サンデーサイレンスの重賞ウイナー2頭が新たに加入。さらに充実した面々が揃った。
その一頭のハイアーゲームはG2青葉賞優勝馬。G1ダービーではキングカメハメハ、ハーツクライらと互角に渡り合い、3着と善戦した。“SS×ローソサイアティ牝馬”は09年JRA総合チャンピオンサイアーのマンハッタンカフェと同配合。雄大で青鹿毛の馬体も同じことから、いやがうえにも期待は高まる。
一方のスウィフトカレントはG3小倉記念をレコードで制した、サマー2000シリーズの初代チャンピオン。半兄は安田記念優勝のアサクサデンエン、半弟はG3ラジオNIKKEII杯2歳Sを制し、クラシック戦線に名乗りを挙げたヴィクトワールピサという、今が旬の血統だ。“SS×ミスタープロスペクター系牝馬”は昨年の2歳新種牡馬王者ゼンノロブロイと同じ。活力溢れる血脈に注目が集まっている。
ほか、本年初年度産駒がデビューするアドマイヤジャパンや、グラスワンダー、トワイニング、スウェプトオーヴァーボードといった人気種牡馬も展示。最後に名種牡馬への道を邁進する、再入厩のステイゴールドが躍動感溢れる姿で登場し、今の充実ぶりを示した。

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