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コンデュイットをお披露目、BRF種牡馬展示会

2010年02月18日 17時30分

種付シーズン前に行われる馬産地最大のイベント「種牡馬展示会」。今年は新冠町のビッグレッドファームが、2月15日に先陣を切って開催した。
近年、種牡馬事業に力を入れる同ファーム。昨年は日高を代表する“トップスタリオン施設”として、800頭以上の配合頭数を集めるまでになった。今シーズンは新種牡馬としてコンデュイットを導入。展示会では繋養種牡馬10頭がお披露目された。
新種牡馬コンデュイットは昨年のG1キングジョージ六世&クイーンエリザベスSを制し、2008、09年のG1BCターフで史上2頭目となる連覇を達成した実力馬。鮮やかな栗毛の柔らかな馬体で登場すると、集まった約300名の軽種馬関係者はじっくりとその姿を観察した。引退レースのG1ジャパンCは僅差の4着に敗れたが、同グループの“総帥”岡田繁幸氏は「輸送の疲れがあり、力を発揮できなかったが、そんな状態で日本の高速馬場に対応できた」と成功を約束。期待のルーキーに懸ける思いを伝えた。
さらに、現3歳の初年度産駒が好調のロージズインメイとアドマイヤマックス、ヤマニンキングリーなどの重賞ウイナーを送るアグネスデジタル、堅調な産駒成績を誇るマイネルラヴ、今年初年度産駒がデビューするタイムパラドックスらを展示。ニューフェイスに負けじと元気な姿で闊歩した。
展示会終了後には同ファーム恒例となった公開調教を実施。本年デビューを迎えるタイムパラドックスとテレグノシスの2歳産駒が、急勾配の坂路コースを楽々と駆け上った。各馬とも調教パートナーが付いていけなくなるほどのスピードを披露。デビューへ向け、順調な仕上がり具合を見せた。

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