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社台SS種牡馬展示会、カンパニー、ヴィクトリーらが登場

2010年02月18日 17時30分

日本生産界をリードする一流種牡馬を多数繋養する安平町の社台スタリオンステーションで2月16日、「種牡馬総合展示会 SHADAI STALLION PARADE 2010」が開催された。当日は冷え込んだものの晴天に恵まれ、生産者、馬主、調教師など招待された競馬関係者約600名が来場。新たに仲間に加わったカンパニー、ヴィクトリーのほか、次々と登場するトップスタリオンに熱い視線を送った。
同SS繋養種牡馬は昨年、チャンピオンサイアーに輝いたマンハッタンカフェを筆頭に、JRA総合リーディングのトップ10を独占。JRA2歳部門でもトップのキングカメハメハから10位までを独占する活躍を見せた。今年は2頭のニューフェイスを迎え入れ、30頭態勢でシーズンに突入。さらにバラエティ豊かなラインナップとなった。
今年のパレードの主役を務めたのは、近藤英子オーナーと音無秀孝調教師のコンビが送り出したG1ホース2頭。先陣を切ってカンパニーが披露されると音無調教師は自らマイクを握り、愛馬のセールスポイントを詳細に説明した。その流暢な喋りは進行役の徳武英介氏も舌を巻くほど。その間、JRA特別賞に輝いた昨年秋の天皇賞馬は堂々とギャラリーの前を周回した。丈夫な身体と驚異的な成長力は魅力いっぱい。すでに80頭を超える余勢申し込みが寄せられている。
続いて登場したのは、2007年の皐月賞馬ヴィクトリー。父は大種牡馬ブライアンズタイム、母系は活躍馬が目白押しで、雄大な馬体から醸し出すオーラに注目が集まった。種付料は20万円(出生条件)とリーズナブルに設定。良血種牡馬に懸かる期待は大きい。
そのほか、今年初年度産駒がデビューを迎えるディープインパクト、ハーツクライ、リンカーンの3頭、今春初産駒が続々誕生するメイショウサムソン、チチカステナンゴらも紹介。大トリのマンハッタンカフェまで28頭が約1時間をかけて、丁寧に展示された。

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