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BCターフ優勝馬コンデュイットがスタッドイン

2010年02月11日 14時16分

2008年、09年のBCターフ優勝馬コンデュイット(牡5歳、父ダラカニ)が2月3日午前11時30分頃、今シーズンから種牡馬として繋養される新冠町のビッグレッドファームに到着した。
同馬は2005年生まれの愛国産馬。07年8月に英国でデビューすると、3戦目に初勝利を挙げた。7戦目のG3ゴードンSで初重賞制覇。続くG1英セントレジャーも制し、念願のG1タイトルを手にした。その後、米国へ遠征し、G1BCターフをレースレコードで優勝。08年エクリプス賞最優秀芝牡馬に選出された。昨年はG1キングジョージ六世&クイーンエリザベスSを快勝。連覇のかかったG1BCターフも見事制し、02、03年のハイシャパラル以来となる史上2頭目の“BCターフ連覇”の偉業を成し遂げた。通算成績は英米仏日15戦7勝。
G1・4勝馬の到着には、同ファームの岡田紘和代表やスタッフらが出迎え。細心の注意を払って馬運車から降ろされると、初めての地に動じることなく報道陣の前でポーズを取った。元気な姿に関係者は一様に安堵。放牧されていたほかの繋養種牡馬たちは大きく嘶いて反応し、期待のルーキーの入厩を歓迎した。
輸送の疲れが癒えた午後からは早速、施設のスクーリングを実施。翌日には試験種付けも開始し、間近に迫ったシーズンに備えている。
種付料は300万円(受胎条件)。ニューフェイスを迎え入れた岡田代表は「無事到着して安心しました。うちの牧場では重賞に勝った繁殖や重賞勝ち馬の母に配合する予定です。種牡馬として成功するようバックアップしていきますよ」と胸に秘める思いを口にした。

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