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JBBA新種牡馬ヨハネスブルグがスタッドイン

2010年02月04日 15時38分

JBBA日本軽種馬協会が導入した期待の新種牡馬ヨハネスブルグ(牡11歳、父ヘネシー)が1月30日午前7時、繋養先となる新ひだか町のJBBA静内種馬場に到着した。
同馬の競走成績は愛英仏米10戦7勝。2歳デビューから無傷の7連勝で、愛G1フィーニクスS、仏G1モルニ賞、英G1ミドルパークS、米G1BCジュベナイルと欧米のG1を制し、全米・欧州最優秀2歳牡馬のダブルタイトルを獲得した。
現役引退後の2003年に米国・豪州で種牡馬入りすると、初年度産駒からスキャットダディ(米G1フロリダダービー)、サージュブール(仏G1イスパーン賞)、ターフフォンテン(豪G1サールパートクラークS)と3頭のG1ウイナーを輩出。昨シーズンはシャトルスタリオンとしてアルゼンチンで供用されていた。
日本へはオランダを経由して到着。スタッド入りには種馬場関係者やJBBA生産育成技術者研修生らも出迎えた。到着時の馬体重は530キロ。輸送を考慮して若干スリムになっての入厩となったが、長距離輸送の疲れを見せず、力強い足取りで元気な姿を披露した。
同種馬場の中西信吾場長は「全身バネのような馬体に惚れ込みました。産駒は芝・ダート、どんな距離でも大丈夫。気性も前向きなので楽しみです」と笑顔。かつての看板種牡馬ダンシングブレーヴ、フォーティナイナーが使っていた馬房を用意したことからも、同馬に懸ける期待の大きさが窺える。
今春の種付料は200万円(基本契約)、250万円(不受胎時種付料返還特約及びフリーリターン特約付き)、300万円(FR特約付き9月15日期限払い)のいずれか。すでに予想以上の配合申し込みが寄せられている。

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