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ディープスカイはダーレーJSCで種牡馬入り

2009年08月27日 13時36分

日高町のダーレー・ジャパン(株)は8月21日、昨年のダービー馬で、JRA最優秀3歳牡馬に輝いたディープスカイ(牡4歳、父アグネスタキオン)を、来シーズンからダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスで種牡馬として繋養することを発表した。
同馬の競走成績は17戦5勝、2着7回。昨年は春の3歳G1戦線のNHKマイルC、ダービーを制覇し、変則2冠を達成した。今秋はG2毎日王冠からの復帰を目指し調整されていたが、左前の浅屈腱炎を発症したため、19日に現役引退が発表された。
同馬の引退式は8月30日に札幌競馬場で実施。同日付で競走馬登録を抹消され、その日の夜に繋養先となる日高町のダーレーJSCへ移動する。
購買金額は非公表。来春の種付料などの条件は未定となっている。同社のブラッドストックアドバイザーであるジョン・ファーガソン氏は「私たちダーレーは、ディープスカイを種牡馬として迎え入れることを大変光栄に思っています。大種牡馬サンデーサイレンスの代表産駒であるアグネスタキオン、その彼の最高傑作といえるディープスカイの導入が、極めて大きな価値をもたらしてくれることをシェイク・モハメドも確信しています。先に種牡馬デビューを果たしたアドマイヤムーン共々、豊かな将来性にあふれたこの2頭のチャンピオンホースが大いに活躍してくれることを期待しています」とコメント。今年6月に早世したアグネスタキオンの血を伝える貴重な後継種牡馬として大きな期待を懸けている。

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