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ゼンノエルシドが青森へ移動

2009年08月06日 14時09分

2001年のマイルチャンピオンシップ優勝馬で、新冠町のビッグレッドファームに繋養されていた種牡馬ゼンノエルシド(牡12歳、父カーリアン)が7月27日、青森県の山内牧場へ移動した。
同馬は99年10月、東京競馬場でデビュー勝ち。その後、着々と勝ち星を積み重ね、01年の京成杯オータムHを1分31秒5の日本レコードで駆け抜け、重賞初制覇を果たした。さらに同年のマイルチャンピオンシップでは、エイシンプレストン、イーグルカフェらを抑え優勝。念願のG1タイトルを手にした。
18戦6勝(うち海外1戦)の成績を残し、03年に新ひだか町(当時、静内町)のアロースタッドで種牡馬入り。07年シーズンからビッグレッドファームで種牡馬生活を送っていた。初供用以来、コンスタントに2桁の種付頭数を記録していたが、今シーズンはわずか8頭に減少。新たな活躍の場を求め、津軽海峡を渡ることになった。主な産駒に富士Sを勝ったマイネルシーガルがいる。
新天地へ向かうため、馬運車に乗り込む愛馬を見送った同ファームでは「12歳と若いので、まだまだチャンスはあるでしょう。東北地区の馬産のお役に立てれば」とエール。一方、迎え入れる青森でも、世界的大種牡馬カーリアンを父に持つG1ウイナーに対し大きな期待が懸けられている。

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