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ヴィータローザが英国で種牡馬入りへ

2008年10月09日 12時25分

2003年のセントライト記念など重賞3勝を挙げたヴィータローザ(牡8歳、父サンデーサイレンス)が、来春から英国で種牡馬入りすることになった。
同馬は02年9月にデビュー。8戦目で初勝利を挙げると、11戦目のラジオたんぱ賞で重賞初制覇を果たした。続く、セントライト記念も制し、重賞レースを連勝。その後は中山金杯に優勝するなど、2歳から8歳まで7シーズンもの間に渡り、重賞戦線の常連として活躍した。通算成績は51戦6勝。
9月3日に現役登録を抹消された同馬は現在、浦河町のイーストスタッドで出国検疫の準備に向け静養中。検疫が終わる10月下旬に英国へと旅立つ予定だ。
“薔薇一族”といわれる牝系には、半姉にロゼカラー(デイリー杯3歳S)、全兄にロサード(オールカマー)、めいにローズバド(フィリーズレビュー)、おいにローゼンクロイツ(金鯱賞)と重賞ウイナーがズラリ。華麗な血統背景に加え、父に不世出の大種牡馬サンデーサイレンスを持つということから、現地でも種牡馬としての可能性が高く評価されているという。
海外で種牡馬生活を送るサンデーサイレンス産駒の種牡馬は年々増加傾向にあり、昨年はハットトリック、アグネスゴールド(いずれも米国)らが、今春にはグレイトジャーニー、サムソンハッピー(いずれも仏国)、タイガーカフェ(チェコ)らが輸出されている。

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