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エ女王杯馬リワードウイングが死亡

2008年01月17日 19時32分

1985年のエリザベス女王杯優勝馬リワードウイング(牝26歳、父グリーングラス)が1月15日、繋養先である浦河町のうらかわ優駿ビレッジ「AERU」で、老衰のため死亡した。
同馬は84年10月デビュー(2着)。5戦目で初勝利を挙げた。早くから芝の長距離を中心に使われ素質が開花。出走馬20頭中6番人気で臨んだG1エリザベス女王杯で、1番人気のアサクサスケールを退けて重賞初制覇をG1で飾った。種牡馬グリーングラスにとっても初のG1優勝ということで父の名声を一気に高めた。その後も牡馬相手に重賞戦線で活躍。通算20戦4勝の成績を残した。
繁殖入り後はリワードパフィン(JRA3勝)、リワードグリフォン(JRA2勝)などを輩出。その血は孫のリワードアンセル(G1阪神3歳牝馬S3着)、リワードフォコン(G1ダービー5着)に引き継がれ枝葉を拡げている。2002年に繁殖を引退。以降は同施設で功労馬として余生を送っていた。

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