6月16日に開幕した“夏の福島競馬”も、今週でフィナーレを迎える。今開催のリーディングジョッキー争いは、7月1日終了現在、後藤浩騎手が9勝でトップに立っているが、柴田善騎手も2勝差(7勝)で追っており、最後まで目が離せない展開となっている。なお、後藤浩騎手がトップなら、2年ぶり4度目(99・00・05年)、柴田善騎手なら3年ぶり4度目(98・03・04年)の夏の福島リーディング獲得となる。ちなみに両騎手とも七夕賞に参戦予定で、後藤浩騎手はサンバレンティン、柴田善騎手はストーミーカフェに騎乗する。夏の福島リーディングに輝いた騎手は、過去10年の七夕賞で3勝を挙げているが、さて今年は誰がトップとなるのか。また、調教師部門は今年のJRAリーディング1位(24勝)を走る松山康師が4勝でトップに立っており、このまま逃げ切れば、94年(6勝)以来13年ぶりの1位となる。