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オークス馬シーザリオに初仔誕生

2007年05月24日 16時58分

05年のG1オークス、米G1アメリカンオークスを制したシーザリオ(牝5歳、父スペシャルウィーク)の待望の初仔が5月2日、繋養先である安平町のノーザンファームで誕生し、元気に放牧地を駆け回っている。
関係者の期待を一身に集める中、産声を上げたのは、父に04年のダービー馬キングカメハメハを持つ鹿毛の牡馬。予定日より3週間ほど遅れての出産となったが、母仔とも順調ですくすくと育っている。子育てぶりは「過保護過ぎず、放任過ぎず。良いお母さんですよ」と同ファームスタッフ。放牧地では現役時代さながらの気の強さを見せ、早くもボス的存在になっているという。
シーザリオの競走成績は6戦5勝(海外1戦1勝)。04年12月のデビューから3連勝でG3フラワーCを制覇。G1桜花賞は2着に惜敗したが、続くG1オークスでは驚異的な追い込みを決め、樫の女王の座に就いた。さらに、米G1アメリカンオークスでは、後続を4馬身突き放し快勝。父内国産馬による史上初の海外G1制覇という偉業を達成し、日本種牡馬のレベルアップを印象付けるものとした。しかし、帰国後に右前外側繋靭帯炎を発症しているのが判明。復帰を目指し休養していたが、昨年4月に現役を引退し、生まれ故郷の同ファームへ戻り繁殖生活に入っていた。

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