12日の京王杯SC(G2)は、今後の短距離路線を占う重要な一戦で、同競走の出走馬は、過去10年間の安田記念(G1)で5勝、2着4回、3着2回の成績を挙げている。今年は昨年の覇者オレハマッテルゼ(牡7歳、栗東・音無厩舎)、ダービー卿CTの勝ち馬ピカレスクコート(牡5歳、栗東・池江寿厩舎)、ドバイ帰りのフサイチリシャール(牡4歳、栗東・松田国厩舎)など29頭の登録があるが、果たして、戦国ムード漂う古馬短距離重賞で勝利を飾るのはどの馬か。なお、オレハマッテルゼは、京王杯SCで05年2着、06年1着の成績を残しており、Vならスティンガー(00・01年)以来の連覇、2着以内に入れば、JRA同一平地重賞3年連続連対となる。