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JRA育成馬展示会開催

2007年04月12日 15時35分

浦河町のJRA日高育成牧場で4月10日、「2007JRAブリーズアップセール」上場予定馬の「JRA育成馬展示会」が開催され、馬主、調教師、生産者といった関係者約200名に、その雄姿がお披露目された。
JRAは昨年、全国各地のサラブレッド1歳市場で80頭(牡56頭、牝24頭)を購買。同牧場と宮崎県のJRA宮崎育成牧場の2カ所で、昼夜放牧、馴致などの育成・調教が積まれてきた。
同牧場繋養の54頭の比較展示では、愛馬との再会に目を細める生産者や、脚元を熱心にチェックする調教師の姿も。展示後は仕上がりの早い36頭が騎乗供覧を行い、軽快なフットワークを披露し、セールへ向け順調さをアピールした。
JRAでは一昨年からセリ方式で育成馬を売却するセールを開催。昨年のセールでは上場馬69頭中68頭を売却。売却総額10億2222万円、売却率98.65%という驚異的な数字を残した。また、昨年の育成馬からはアマノチェリーラン(G2フィリーズレビュー2着)が登場。JRAで75頭中65頭が出走し、活躍している。
今年のセールは4月23日にJRA阪神競馬場で開催。関西圏では初めてとなる。3日現在で73頭が上場予定。当日は馬主受付が午前8時15分、騎乗供覧開始が午前9時、セリ開始が午後2時となっている。

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