ニュース

中央

日本馬初制覇の快挙、ドバイデューティフリー

2007年04月01日 13時09分

3月31日にドバイのナドアルシバ競馬場で行われたドバイワールドカップデイ諸競走に日本から6競走に計8頭が参戦した。G1ドバイデューティフリー(芝1777m)は世界の強豪が集結し16頭のフルゲート。外目の4番手をダイワメジャーが進み、アドマイヤムーンは中団の後方で脚をタメる。ダイワが手応え良く最終コーナーを回って先頭を窺い、早目の抜け出しから押し切る態勢に持ち込んだが、コーナーで前との差を詰めたアドマイヤムーンが直線半ばで外へ持ち出してスルスルと進出。そのままあっという間に先頭に飛び出すと、あとは武豊騎手が軽く鞭を当てただけでセーフティリードを築いて勝負を決めた。2着には猛然とリンガリが追い込んだが、既に手綱を抑えたアドマイヤムーンに半馬身差まで迫るのがやっと。3着にはダイワメジャーが粘りこんだ。ドバイデューティフリーを日本馬が制したのはこれが初めて。
アドマイヤムーンの松田博師:期待に応えられて良かった。香港に登録しているが、次走は調子を見て決める。日本のG1もどんどん勝っていきたい。
武豊騎手:いいスタートが切れて前に5、6頭を見ながらいいポジションでうまく進めたし、4コーナーでは確実に伸びてくれると思いました、昨年のこの時期より馬が数段良くなっていてどこまで強くなるか楽しみです。世界のホースマンがアドマイヤムーンの名前を覚えてくれたと思うし、どのレースに出ても恥ずかしくないですね。
なお、ゴドルフィンマイルのフサイチリシャールは好位追走から6着。UAEダービーのビクトリーテツニーは5着。ゴールデンシャヒーンのアグネスジェダイは10着、シーキングザベストは11着、ドバイシーマクラシックのポップロックは後方から脚を伸ばしたが6着までだった。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ