イデアイゴッソウ（２着）木幡育騎手　調教からずっと乗せてもらって馬の癖は分かっていたつもりでした。前走はゲート内がうるさかったのでブリンカーを外したようですが、その効果でおとなしかったです。レースではこの馬らしい追い込んでくる競馬ができました。もう少しでした。

イデアイゴッソウ……シャドーロール。ブリンカーを外す。緩さが抜けて体を使えるようになり、落ち着きも出てきた。流れに乗って、終いにひと脚を使えた点では大きな進展。

　ミダース（３着）原優介騎手　前走は他馬を頼ったり、抜け出すとソラを使う面がありましたが、この中間で稽古を工夫してくれたことでいい雰囲気でレースに臨めました。返し馬からゲート裏まで一頭で行けたのは良かったです。レースは結果論ですが１、２着馬の後ろで運べば良かったかもしれません。キックバックを経験したことがないのであの形になりました。最後はギアが上がりそうで上がりませんでした。状態は良かっただけに残念です。

ミダース……☆５６キロ。好調持続。内の馬を行かせて２番手。道中のリズムは良かったものの、直線で抜け出しかけたところで外から交わされてしまった。詰めの甘さが課題。

　ブルズアイ（２着）原田和騎手　気を抜く馬なので、指示通りに肩ムチを入れてずっとハミを掛けてレースをしました。直線は併せ馬で理想的な形になりましたし、何とか勝ちたかったんですが……。

ブルズアイ……内枠から終始、気合をつけながらの追走。手応えに余裕はなかったが、ペースが落ち着いた向正面で早めに動いて３～４角は先頭に。ラストは内にモタれて苦しくなったが、見せ場十分の内容。