キタサンシデン（４着）荻野極騎手　状態は維持できていましたし、レースも上手に走ってくれていますが、こういう脚取りが重くなるような馬場ですと、まだ強化しないといけないところがあります。ただ、しんどいなかでもここまで差を詰めてくれていますし、何とかしておきたいところです。

キタサンシデン……出脚が今ひとつで後方から。前半はマイペースで追走。３角過ぎから追い上げていき、直線入り口で外へ。右手前のままでもしっかり伸びた。

　マンウォル（３着）菊沢一騎手　芝の適性はありますね。ポジションが取れなくて後方からになりましたが、ラストはいい脚を使って差を詰めてくれました。

マンウォル……ホライゾネット。二人引きでもイレ込みなし。互角の発馬もダッシュがつかず、後方から。３角過ぎから差を詰めようとしたが、下がってくる馬を捌くのにモタついて、４角手前では最後方に近い位置。直線入り口で外へ出すと鋭く伸びてきたが３着まで。気難しさは残るが芝の適性は示した。

　クランベリーダンス（５着）石神道騎手　調教師さんや、助手さんからデキの良さを聞いていたので、強気に乗って運びました。返し馬や、レースの前半は少しハミ掛かりが良過ぎるところがありましたが、向正面くらいからリズム良く折り合いがつくようになりました。直線も頑張ってくれていますが、この感じだと距離は１８００メートルくらいの方がいいかもしれませんね。

クランベリーダンス……出脚鋭く一気に先手。流れはうまく落とせたが、少し外に張るような感じ。４角では外に少し膨れて、結果的にはその開いた内を差されてしまう。それでも踏ん張って入着。先手が取れれば今後も面白い。