ナムラフッカー（３着）亀田温騎手　勝った馬が逃げ切る展開。そういう流れになると思っていたので、ある程度行きたかったんです。駐立が最近悪かったので心配していましたが、いいスタートは切れました。ただ、もう１列前の２着馬のポジションが理想でした。最後はいい脚を使ってくれているのですが、前が止まりませんでした。

ナムラフッカー……後方３番手。スローで展開は向かなかったが、直線は外からよく伸びて、ラストで２着とはクビ差まで詰め寄ってくる。終いは確実。嵌まればオープンで通用。

　ヴェンチュラムーン（１着）横山琉騎手　初めての２０００メートルで多少ハミを噛む面はあったけど、折り合いはまずまずでしたね。本質的には長いところだと先生の見立てでしたが、この距離でも結果を出せて良かったです。

ヴェンチュラムーン……☆５７キロ。４カ月半ぶり。太くはないが気合乗りは今ひとつ。後方の内に控える。４角までじっと動かず、直線に向いてから外へ。追い出すと鋭く伸び始める。残り１ハロンでは内へモタれたが、勢いは鈍らず差し切った。

　マルチャン（４着）丸田恭騎手　ここ最近、硬さが気になっていましたが、それでもここまで頑張りましたからね。１６００メートルは合っていますし、体調が整えば楽しみです。

マルチャン……絞れてグンと良化。出脚は遅いが、距離短縮の今回は末脚温存策。さすがに直線一気は至難だが、上がり６００メートルは最速だし、走法からも１６００メートル前後が合っている。