ヤマニンマヒア（１着）石神騎手　力は上なので、スムーズなレースさえできればと思っていました。物見をしたり、直線では遊んでいるところがありましたが、少しずつメンタル面は成長。能力は高いし、秋は大きいところを目指したいですね。

ヤマニンマヒア……仕上がる。クロス鼻革。１号障害を飛んでから徐々にポジションを上げていき、逆４角でハナへ。飛越もうまく、道中も気分良く走ることができた。直線で後続を突き放し、危なげなく押し切る。

　ロスコフ（１着）草野騎手　練習の感じが良かったですし、期待した通りの走りでした。スピードがありますし、道中のコントロールも利いていました。飛越に関しても経験馬にも見劣らなかったです。しっかりと走ってくれました。

ロスコフ……馬体絞れる。折り合いがつき、初障害ながら正攻法の競馬。飛越は目立ったミスなし。向正面で動いた２着馬を目標に、ジワッと加速。勝負どころの手応え抜群。残り２００メートルで抜け出し、最後まで脚いろがしっかりしていた。センス非凡。

　フィロロッソ（２着）平沢健騎手　スタートが速いのは分かっていましたし、先頭に行くのは予想通りでした。ただ、１周目にカラ馬に絡まれる不利が大きかったですね。その影響がなければ、自分のリズムで運べていたと思うだけに……。力があるのは間違いないので、ちょっともったいなかったです。

フィロロッソ……記録のうえは単騎大逃げだが、カラ馬に絡まれたり、突つかれたりと、楽ではなかった。２周目６号障害のあと減速。４角でロックユーに抵抗できなかったが、２着に粘り込んだあたりが地力。