ユイノチョウシンキ（４着）吉田豊騎手　初戦と比べると道中の感じは良くなっていたんですが、まだ緩さがあるせいか３、４角でペースが速くなった時に反応できませんでした。それでも、ラストは伸びてくれましたし、速いタイムの決着にも対応できたのは収穫でした。これで体がもっとしっかりしてくればいいですね。

ユイノチョウシンキ……馬体は引き締まる。初戦同様に後方待機策。トモの緩さがあり、勝負どころのペースアップにスッと対応できなかったが、直線は最速の上がりで２着争いに際どく迫ったところがゴール。

　フイノマジワリ（７着）木幡初騎手　２番手でスムーズなレースができましたが、集中し切れていないためかハミを取ったり取らなかったりしていました。器用さはあまりないので、コーナーが４つあるより、ワンターンの方がいいかもしれません。

フイノマジワリ……ブリンカーを着けて行きっぷりは良くなった。ただ、２番手で少し力む場面も。勝負どころで先頭に並びかけていったが、最後は苦しがってモタれ気味に。効果はありそうだが、今後はどれだけ制御できるかが課題になる。

　マイネルフランツ（３着）丹内騎手　血統的なもので、難しい面がある馬なんです。それでガツンと掛かりそうな感じがあったので、大事に乗りました。いい走りを見せてくれましたね。

マイネルフランツ……少し緩さを残していたが、歩様は軽く、落ち着きもあった。スタートは少し外にヨレ気味。道中は中団の内で折り合いがつき、３角から仕掛けていく。直線を向いて内めの間を突いたが、進路が狭くなる場面があった。残り１００メートル過ぎで進路を真ん中に切り替えると、また伸びてきた。