ディクテオン（１着）吉岡調教師　まだ砂を被せられたり揉まれたりすると気難しいところを出すので、どうしてもこういう競馬になりますね。それでも前半に気分良く走らせれば外々を回ってもこれだけの脚が使えるように能力があります。

ディクテオン……気配は良かったが、出脚はいつものように鈍くて後方から。前がやりあったことで流れはちょうど良くなったか。それにしてもずっと外を回りながら、ほぼ一緒のタイミングで動いた２着馬とのマッチレースで競り勝った。出脚に課題は残るが、オープンでも面白い。

　オーヴェルニュ（９着）ルメール騎手　クラウンプライドの後ろでちょうどいいレースができました。ただ、直線はギアアップできず、同じペースでした。

　ロードレガリス（５着）富田騎手　外枠だったので、自分の競馬ができればと思っていました。本当はマクりたかったのですが、馬の進みが悪かったですね。持つところがなかったです。ラストは差し込んでいますが、本来の力を出せなかったですね。少しずつ良くなっていますし、また頑張りたいです。

ロードレガリス……チークピーシズ。後方から。促しながらで追走に余裕がなく、向正面からステッキが入る展開。ズブさを出しながらもエンジンがかかると直線、大外から右手前のまま追い上げる。ゴール前の勢いは一番。小回り向きとは言い難いが、前がやり合えば結果も違ったであろう。