エイシンバッカス（１着）松若騎手　ゲートも良かったですし、ペースが速いかなと思いましたが、揉まれない競馬をしてほしいとのことでした。行き切ってからは楽でしたし、直線も手応え通りでした。強い競馬でした。

エイシンバッカス……発馬を決めてハナを主張。ピュアブリスに来られて２頭で併走する形となって決して楽ではなかったが、４角から後続を引き離して直線はもう独走。叩き２走目、最適条件のダート１２００メートルで鮮やかに決めた。

　クインズメリッサ（３着）藤懸騎手　昇級、初めての長距離輸送でしたが、心身ともに成長して今が一番いいですね。昔はイレ込んだり、ゲートでうるさい面があったんですが、今は落ち着いているし、精神面が成長してゲートが良くなったことが大きいです。マイナス８キロも気にならなかったし、いい競馬ができると思っていました。前を見ながら絶好の４番手で運べて、最後は後ろに交わされてしまいましたが、メドが立ちました。能力があるし、スピードを生かせる１２００メートルが合っています。

クインズメリッサ……好気配で好仕上がり。４番手の外から、独走態勢だった４着馬を交わそうとしているところを、勝ち馬に差され、ゴール前で２着馬にも交わされた。それでも、速い流れを勝ちに行ってのものだけに仕方ない。

　シャマル（１着）川須騎手　連勝後はここを目標に厩舎サイドと一緒になって調整してきました。馬体が絞れていい状態でしたし、スタートも決まり、行く馬を行かせてスムーズなレースができました。追い出してからの反応も良かったですね。キャリアが浅く、まだ成長しそうです。

シャマル……シャドーロール。８キロ減でもまったく細くなっていない。堂々と周回を重ねて、気配目立つ。返し馬も入念で万全の態勢だった。好スタートからすんなり先行２番手。４角を抜群の手応えで回ると直線はあっさり抜け出してしまった。現級上位のララクリュサオルをまったく寄せつけない圧勝。これで夏の新潟３連勝。コース適性が高いのは間違いない。