ルージュグラース（１１着）松山騎手　テンからついていけず、終始余力がありませんでした。この馬らしいレースができませんでした。人気を背負っていただけに、申し訳ありません。

ルージュグラース……舌を括る。１０キロ増で馬体はふっくらとしていたが、脚捌きは硬め。出負けして出脚も鈍かったので後方から。内に入れてから徐々にポジションを上げていったが、勝負どころから追い通しになり、直線も伸びずしんがり負け。揉まれる形になって走る気がなくなったか？

　シゲルカチョウ（１着）酒井学騎手　前走、芝替わりでいい競馬をしてくれました。今回は思いのほかゲートを出てくれましたし、突っ張ってくる馬もいなかったので無理せず行けました。３角の入りではのめる感じでしたが、その後はバランスを持ち直してくれました。追い出しを我慢して、最後は手応え通りにしっかりと伸びてくれました。厩舎サイドから馬が良くなっていると聞いていたので自信を持って乗ることができました。

シゲルカチョウ……叩き上昇。枠順の差でそれほど脚を使わずにハナへ立てた。３ハロン通過３４秒２で平均ペースの逃げ。残り１ハロンで後続を突き放した時点で勝負あり。危なげなく押し切った。キャリアは浅く、良化余地は大きい。

　スターライトキス（５着）勝浦騎手　あまり人気はなかったですが、これくらいは走れていい馬です。最後は甘くなりましたが、脚は使ってくれました。直線競馬は合っていますが、距離はもう少しあっていいですね。

スターライトキス……気配上昇。後方で気合をつけつつ追走。馬群の一番内から脚を伸ばしてきた。ジリジリと差を詰めて掲示板は確保。内枠を考えると健闘。